絵が描けない人間が、3DCGソフトblenderに挑戦してみる(1)

2026.02.24

「blender」という3DのCG制作アプリケーションがある。無料で全機能が使えるため、アマチュアの参入障壁が低いことが特徴だ。かくいうわたしも数年間「blenderやってみたいな」と思ってはいたものの、なかなか踏み出さないでいた。

わたしはお絵描きチャットとかお絵描きBBSとかが存在していたインターネットで幼少期を過ごしていた。あの時、わたしにとっての障壁は「左利きであること」だった。ペンタブレットを買ってほしいと言えるほど絵はうまくないが、マウスは非利き手(右手)で操作しているため上手くは描けない。結局あのころは曲線ツールを駆使して絵を描いていたように思う。もともと絵が下手だという自覚はあったため、それも文章が書けるようになってからはやらなくなってしまった。

しかし! blenderであれば、どうだろう?もちろん絵が上手い人のほうが3DCGもうまいような気はする。空間把握能力などが影響しているだろうから。でも、ただ立方体を置くだけなら? それを回すだけなら? もしかしたらわたしにもできるかもしれない!やってみよう!今回はそういう記事である。

◇◇◇

blenderの勉強にちょうどよさそうな教材があったので、購入してみた。

Tom Studio著『ゼロからスタート!blender1冊目の教科書』。すごく分かりやすくて、サクサク進めた。

Tom Studio著『ゼロからスタート!blender1冊目の教科書』の表紙。キーボードとマグカップが置かれた机の上にある
blenderのビューポートに表示された、オレンジ色の猫のキャラクターとフードボウル、魚の骨のおもちゃ、天井から下がるランプの3Dモデル

そして練習したものの最終形が、こちらだ。

左に制作中のblenderの画面、右にオレンジ色の猫のキャラクターが青緑の部屋にいるレンダリング画像を並べたもの

どことなくローポリ感があるというか、可愛い、可愛いのだが、このまま続けていくのはわたしには難しいかもしれない、と思った。このエコーチェンバー、フィルターバブルの時代、blenderのTipsをちょっと検索してみるだけで、さまざまなSNSがblenderの強者たちの美術展になっていく。様々な作例を見ることになりわたしがやりたいのはこういう「可愛らしいCG」ではなく、もうちょっと無骨なもの、あるいは不可解なものなのではなかろうか? と思い当たった。

そして、新たに掲げた目標は、こちら。「自分の本の挿絵をblenderで作る」!

次回へ続く。

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